アメリカの軍事費の僅か3%で地球の飢餓を根絶できる

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現在の米軍事費のどれだけ僅かな割合で世界の飢餓と極貧を永久に根絶できるかを、World Beyond War(戦争を超えた世界)の広告板は浮き彫りにしています。


2008年、 ニューヨーク・タイムズ、 ロサンゼルス・タイムズそしてその他多数の報道機関によって報道されたように、年間300億ドルで地球の飢餓を根絶できると国連は声明しました。国連食糧農業機関(FAO)は2008年以後その数字を更新しておらず、そのような数字はそうする必要があまりないことを最近私たちに語りました。

同じ機関によって2015年に発表された最新の報告書によると、極貧を永久に根絶するためのコストは毎年2650億ドルを15年間必要とし、それは飢えと栄養失調を根絶するでしょう – 一年ごとに飢えを防止するよりもっと大きなプロジェクトです。

FAOの代弁者はメールで私たちに説明しました:「飢餓だけでなく極貧からも人々を救いだすことを狙いとした社会的保護のための資金の転送を含んだ数多くのイニシアチブを考慮し2650億は計算されたことから、このふたつの数字を比較することは正しくないと私は考えます」

2019年現在、ペンタゴンの年間基本予算に加えて、戦争の費用、エネルギー省の核兵器、国土安全保障およびその他の軍事支出は1兆ドルを大きく超えました。

1兆ドルの3%  = 300億ドル。

従って、米軍事支出の3%で地球の飢えを根絶することが可能です。

1兆2000億ドルの22% = 2650億ドル

従って、米軍事支出の22%を15年間続けることにより、世界的に極貧を永久に根絶することができます。

世界の年間軍事支出2兆ドルをもって(そのおよそ半分がアメリカによる)、その1.5%で地球の飢餓を根絶できると言えるのです。


さらなるリソース:

Billboards Project – worldbeyondwar.org

Original source / Image credit: World Beyond War.org

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